私立病院の開設者や経営母体はバラエティーに富んでいて、給与や待遇もだいぶ異なります。分類方法によってはすっきり分けられないケースもありますが、代表的なものから順に見ていきましょう。

民間系グループ病院

グループ病院は、『○○会』とか、『△△グループ』とか、『□□提携』といった名前で呼ばれることがあります。これらの医療施設は経営母体が民間企業であることが多く、中には外資系というケースも見られます。

最大の特徴が、就職求人から一環したスムーズな流れがある点で、看護師養成学校を経営しているグループも数多くあります。これらのグループの看護学校に入学した学生は、実習先として関連施設を使えるので情報を入手しやすいメリットがありますし、就職先も豊富で融通が利きやすいメリットが得られます。学校側も就職あっせんに強いことを掲げ学生募集を行っているので、誰もが知っている有名私立病院に入職したくて関連専門学校に入学するという看護学生もいるでしょう。

これらの民間系グループ病院に就職・転職する最大のメリットは、雇用関係を維持したままグループが持っている関連施設への異動が可能であることです。キャリアアップのための転職はもちろん、夫の転勤によりキャリアダウンを伴い兼ねない転居にも対応しやすく、出産後の子育ても、グループ内で保育施設を運営していれば職員は優先的に利用でき費用も割安で済むのも、女性看護師にとっては嬉しいポイントですね。

デメリットとしては組織が巨大なので制度や仕組みを個々で変えることが難しいことや、グループ内での行事や取り組みなど、日常の看護業務に直接関係ない活動に労力を割かなければならないときもあるといったことが挙げられます。ですが、人材の豊富さや情報共有のしやすさ、教育・研修制度の充実といった面はグループならではの強みを発揮できますから、総じて利点が上回りそうです。

私立大学付属病院系

国公立大学病院を除いた私立大学病院の中には、グループ経営のように系列化していることがあります。中には自治体から委託や指定を受けることで公立病院機能を担っているところもあります。中心となる大学病院と、その付属先の大学が市民からも信頼されている証と言えるでしょう。

私立大学病院のメリットとしてはグループ病院の横のネットワークの強さが挙げられますが、自治体から指定を受けているからといって職員は公務員に準ずる雇用を必ずしもされませんから、採用時は雇用関係をよくチェックするようにしましょう。

実質的で中心となる経営母体が大学病院になるので、系列なら比較的小規模な医療機関でも高度先進医療に触れる機会が多いのも、キャリアアップに繋がる見逃せないメリットがあります。勤務している医師の大半は大学病院から派遣・転属されてくるので、極端な医師不足に悩まされる不安が少ないのも看護師にとっては良い点となります。

新人時代は中核の大学病院本院でしっかり経験を積んでから、系列の専門病院に異動することもできますから、ひとつの医療機関でできるだけ長く勤めたいと思う人に合っている職場です。

企業系私立病院

知らない人はいないようなメーカーや鉄道会社の名前を冠した病院名を、皆さんも耳にしたことがあるでしょう。グループ系に似ていますが、その企業で働く人たちの福利厚生としての側面があるという点で異なります。

これらの病院はその企業の健診などで力を発揮する場面が多く見られますが、外来や病棟には地元の一般患者も利用でき、その企業で働いていないからといって不利に扱われることもありません。看護師が得られるメリットとして、実質上の経営母体にあたる企業の福利厚生を利用できるといったことが挙げられます。

公益・社団・財団法人系

それぞれに付された法人格の内容によって経営実態が異なりますが、構成員の公益事業が設立目的である点が特徴と言えます。たとえば財団法人系では警察病院があります。警察病院は警察官や関係者が多く利用しますが、一般市民も利用を制限されていません。

このように公益性など一定の制限の中で病院運営をされているので、それぞれの病院の特色をよく調べたうえで就職・転職を決めるようにしましょう。

医療法人・個人病院

上記のいずれにも属さない医療機関が大多数を占めています。それぞれ独自に病院内の規則や給与形態、福利厚生を決定することができるので、一概に何がメリット・デメリットと言うことはできませんが、しいて言えば経営トップとの距離感が近くて身近なところが多い点を挙げられます。

個人的な相談をしやすいぶん、ライフスタイルに合わせて小回りの利いた労働環境を用意してくれることもあるので、環境条件が厳しい人に向いています。

宗教法人系

一般的な求人形態で大々的にスタッフ募集される機会が少ないので、あまり知られていない医療施設もありますが、私立総合病院の中には実質的な経営母体が宗教法人というケースが見られます。ほとんどが一般市民の利用を制限するようなことはありませんが、医師・看護師スタッフが宗教信者や関係者であることが多く、総本山敷地内かその近辺に立地しているので、利用者も関係者が割合の多くを占めています。

宗教の中には戒律などで医療介入の制限を必要とするものもありますから、患者に信者が多いという病院の場合、看護師は経営母体の宗教法人について深い理解が必須です。

まれに聞かれるトラブルでは、条件面だけで就職・転職を決めた看護師が宗教の理解がないことで、患者さんや関係者と口論になるというケースがあります。信仰は全人的医療や看護を提供するために大切にすべきことです。特殊な形態の私立病院であることをよく念頭に置いた上で、慎重な就職・転職をするようにしましょう。

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