大学病院の特徴や大学病院に転職するメリット・デメリットについてご紹介します。

知識・専門性をつけてキャリアアップしたい人におすすめの大学病院

一般的に、「大学病院の看護師は楽」と言われることも多く、そのようなイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
大学病院では、一般の病院では当たり前のように看護師が行う採血を行なうことがなく、通常の医療機関の看護師よりも即戦力として物足りないと思われることもあります。
ですが、大学病院での仕事は、「診療の補助」として知られる看護の仕事以外にも、研究会をはじめとした看護以外の業務が多いため、看護に関する幅広い知識が求められる仕事です。

また、大学病院は、教育機関としての役割も担っており、新人→中堅→経験豊富なリーダー看護師→管理職といった育成手順がマニュアル化され、研修制度が充実しています。
そのため、知識や専門性を高めてキャリアアップやスキルアップを計りたい看護師の方には人気の高い仕事です。

ここでは、大学病院への転職を検討されている方に、大学病院の看護師の仕事内容ややりがい、年収や待遇について詳しくご紹介します。

大学病院の看護師の仕事内容

看護師の仕事は、大きく「療養上の世話」と「診療の補助」の2つがありますが、大学病院では「療養上の世話」の割合が大きい傾向にあります。
そのため、大学病院の看護師の主な仕事は、患者さんの症状などの観察、環境整備、食事の介助、清拭および排泄の介助、生活指導になります。

一見「診療の補助」の割合が少ないことで軽視されがちな大学病院の仕事ですが、一般の病院では手に負えない難病の患者さんや重症患者さんを何人も同時に看護することを求められたりもするため、いつ訪れるか分からない緊急事態のために24時間の手厚いサポートが必要なお仕事です。

大学病院の仕事の特徴とは?

大学病院の看護師は、1000人を超える大きな組織の様々な部門のスタッフと連携し、チームで医療を担っています。
一般的な病院では「医師の指示のもと」看護師が行う点滴の準備なども、大学病院では医師が行います。そのため、大学病院の看護師には、患者さんの状態をしっかりと把握し、異変があった時には早急に報告、医師と連携して医師をサポートすることが求められます。

また、大学病院は基本的に教育機関であることから、入職後10年も経つと教育者の立場となって、新しく入職してくる看護師を指導する立場になっていくことも大学病院で働く看護師の特徴です。

大学病院で働くメリット

大学病院で働いている看護師の方から聞く大学病院で働く代表的なメリットとしては、
下記が挙げられます。

  • 福利厚生・研修制度が充実している
  • 知識を得る機会が多い
  • 最先端医療に関わることで専門性を深めることができる

福利厚生・研修制度が充実している

大学病院は教育機能を持っているため、認定看護師や専門看護師などの資格取得など、スペシャリストを目指す専門教育やその取得支援にも積極的です。
また、プリセプター制度による支援やクリニカルラダー制度が充実しているため、看護スキルに不安がある方でも不安なくステップアップすることができます。

知識を得る機会が多い

大学病院では難しい病気・状態の患者さんを看護する機会が多いです。さらに、大学ということから全国レベルの学会に参加することもあり、専門分野の研修会や勉強会も豊富にあることが魅力のひとつです。
さらに、大学病院は10以上の診療科目を備えていることから、複数の診療科を経験し、広く看護の知識・技術を学びたいという看護師の方に向いている職場です。

最先端医療に関わることで専門性を深めることができる

「がん看護のスペシャリスト」「糖尿病視覚療法士の視覚をとる」など、キャリアアップやスキルアップの目標がはっきりしている場合は、症例をたくさん経験することができる大学病院がおすすめです。また、最先端の高度な医療についても知識・技術を高める機会が多くあります。

大学病院で働くデメリット

一方、大学病院で働いている看護師の方から聞く大学病院で働く代表的なデメリットには、
下記が挙げられます。

  • 2交代制、3交代制で夜勤の負担が大きい
  • 基本的な手技のスキルアップは難しい

2交代制、3交代制で夜勤の負担が大きい

大学病院では、2交代制または3交代制での仕事になりますが、日勤・準夜・深夜のすべてのシフトの方が全員病棟に残って仕事をするといったケースもありますので、体力に自信がない方は注意が必要です。

基本的な手技のスキルアップは難しい

大学病院では、基本的に医療行為はすべて研修医を含めた医師の仕事となっているため、点滴・胃管の挿入や留置針を刺すこともできないため、基本的な手技のスキルアップは困難です。

大学病院の仕事はこんな方にお勧め

下記に当てはまる方は、大学病院への転職がおすすめです。

  • 体力に自信がある方
  • 向上心のある方

体力に自信がある方

大学病院では、1か月の内に日勤と夜勤が目まぐるしく入れ替わります。それだけでなく、病棟会議や研究会、時間外研修で休みの日も出勤することになるケースも少なくないため、体力に自信のある方でなければ辛さを感じる場面は多いかもしれません。

向上心のある方

最先端の医療機器や難病と言われる患者さんを多く迎えていることから、小規模な病院では経験することができない様々な経験をすることができるため、新人看護師の方やこれからさらに知識を身につけていきたいという向上心の高い方に大学病院の仕事は向いています。

大学病院に転職する際の注意点

大学病院に転職する際には、以下の点に注意しておきましょう。

  • プライベートの時間を持ちたい方は注意が必要
  • 看護業務以外の仕事も多い

プライベートの時間を持ちたい方は注意が必要

大学病院では、会議や勉強会も多く、休日も学会に参加する必要があることから、プライベートな時間を削ることが多くなります。
資格取得や知識の習得に対する支援体制は整っている一方、時間外の業務が多く必要になってくるため、育児中の方や定時でしっかり帰りたいという方には注意が必要です。

看護業務以外の仕事も多い

大学病院では、カンファレンスが頻繁だけでなく、看護記録も細かく記したりと事務作業が多いため、看護業務以外にも時間を割く必要があります。
そのため、「勉強したことを業務にいかして実務のスキルを高めていきたい」という方は、今の自分の看護スキルと理想の自分とのギャップに悩み、離職や転職を検討されることが多いようです。

大学病院の看護師の求人の特徴・年収について

大学病院の看護師の求人の特徴

大学病院は、転職サイト上でも求人数は非常に限られており、求人も非公開であることが多かったのですが、看護配置基準7:1が新設されてからは、転職サイト上でも求人数が増えてきています。

ただし、大学病院は常に求人を公開しているわけではないので、大学病院に転職を希望される方は、まず情報収集のために転職サイトを活用すると良いでしょう。また、転職サイトを利用するほか、希望される大学病院のホームページで採用時期を確認して直接応募することも視野に入れておくことがおすすめです。

大学病院の看護師の年収

大学病院の看護師の平均年収は、看護師全般の平均年収である約470万円と比較してもそれほど変わらない約400~500万円に設定されています。
ただし、大学病院では勉強会や研究会で残業が増えても、超過勤務時間の上限を超えて残業代が出ないケースもあるので、より高い年収を得たい方であれば、残業手当があるかをチェックポイントとして転職先を選ぶと良いでしょう。

また、大学病院では、専門看護師、認定看護師、認定看護管理者など特定の資格を持っている方は、即戦力として採用されやすい傾向があります。

大学病院から転職した看護師と大学病院へ転職した看護師の転職理由

以下では、大学病院から転職した人に加え、大学病院から転職していった人の代表的な転職理由もご紹介しておきますので、どちらの方もぜひ参考にしてください。

大学病院から大学病院以外の職場へ転職した看護師の転職理由

  • 想像していたよりも激務で体力的に厳しかった
  • 深夜勤務明けでも、休みでも、研修会へ強制参加が苦痛だった
  • ハードワークに対して給料が安く、やる気が出なかった

大学病院以外の職場から大学病院へ転職した看護師の転職理由

  • 現場実務だけでは得られない最先端医療に携わりたい
  • 看護師としてのベース(知識・看護感)を築きなおしたい
  • 看護学会や研究会を通じて看護師としてさらにキャリアアップしたい

大学病院の看護師へ転職を成功させるポイント

大学病院で急性期の患者を多くかかえる診療科では、激務で精神的・身体的負担の多い職場もあります。
しかし、実際の働き方や就業条件は病院によって異なり、中には民間から大学病院に転職したら仕事にゆとりがでたという看護師の方もいらっしゃるので、すべての大学病院が他の職場と比べて激務というわけではありません。
そのため、大学病院への転職をお考えなら、病院ごとに異なる実際の働き方や就業条件、中で働く看護師の方の声を参考にして事前に病院内部の実情を把握しておくと良いでしょう。

その際には、自分でインターネット等を活用して調べるという方法もありますが、病院のホームページに掲載されている制度や求人情報に掲載されている就業条件などは実際と異なるケースも多々あります。
そこで、実際に病院の内情を知るためには、下記の看護師専門の転職サイトの活用をおすすめします。


看護師の転職サイトでは過去に多くの看護師の転職実績を重ねているため、大学病院を辞めたいと相談に来た看護師の方々から提供されている病院内部の情報を持っています。そうした情報をもとに、自分だけでは知ることができない大学病院の実情を教えてもらうことができます。

「転職サイトに登録すると必ず転職サイトを経由して転職しなければならない」とお考えの方がいますが、彼らはそもそも「転職をするべきか?しないべきか?」から看護師の立場に立って相談に乗ってくれる転職活動のパートナーとも言える存在です。なかには、転職サイトに相談したら職場に残ることを勧められ、今の職場の看護師長に交渉してくれたというケースもあります。

こうした徹底的なサポートが無料で利用できますので、転職活動をお考えの際にはぜひ有効活用して入職後に後悔しない転職を実現してください。


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