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夜勤負担が大きいと、転職したくなる

看護師が転職したい、と思う大きなきっかけの一つが、夜勤のハードさです。実際には、情報収集のために日勤でも勤務開始30分前には病棟に入っていなければいけませんよね。夜勤ともなれば人員が少なくなりますから、掛かる責任は重大です。ベテランでも勤務日が数日空いたときは、1時間前には病棟に入って情報収集している、という人が多いのも頷けてしまいます。

三交代であれば準夜勤者は遅出ナースの残業をあてにできますが、深夜勤者は一緒に勤務に入っている人以外頼ることができません。ですが、一件でも緊急入院が入ってしまうと、そのうちの一人は救命救急といった外来との事務的なやり取りに忙殺されてしまうので、そのぶん病棟業務負担は重くなってしまいます。

ルーティンでも数時間おきの体位交換や点滴交換、オーダーの出ている採血や採尿といった検体確保業務があります。検査室とのやり取りも業務の範囲内なので、新規入院がなくても忙しいものですが、そもそも患者さんは入院して24時間観察が必要な状態なので、急変することだってあります。

ちょっと様子がおかしいと思ったら、待機している医師へ連絡し指示を仰がなければなりませんし、新たなオーダーが出ることも珍しいことではないですよね。そんな状態で、もし二件以上の入院が続いてしまったら…。「転職したいなあ」と思ってしまう場面は、やはり夜勤負担が重いと感じたときにやってきてしまうことが多いものです。

日勤のみの勤務を希望する人はこんなにたくさんいる!

日本看護協会の調査(平成23年度発表)によると、勤務体制に『日勤のみを希望する人』は、なんと85.2%にものぼっています。看護師10人のうち8人か9人は夜勤を回避したいと思っている人、と言い換えることもできますから、みなさん夜勤はできるだけ避けたいというのが実情でしょう。

ちなみに同じ設問で、”三交代制を希望する”が4.1%、”二交代制を希望する”が7.3%でしたが、二交代制はそもそも三交代制夜勤の負担を軽くするために導入された勤務体制なので、ここでも看護師にとって夜勤負担がいかに重いか、と言うことが分かります。

夜勤が続くと医療事故のリスクも増す

夜勤時の記録のときなど、ついうとうとしてしまった、という経験は誰もが持っています。夜勤そのものがハードだから、というわけではなく、特に女性看護師の中でも家庭や子育てをしながら働いている人は多く、昼は主婦として働いた上で夜勤に出てくるので、肉体的な疲労が取れにくいものなのです。

そういった状態で夜勤をすることは、もちろんハイリスクを伴います。点滴などは一度調合してしまえばポンプ機器で自動調整できるので間違いが少なくなりますが、薬剤調合の最終チェックは看護師が担うことが前提になっています。ダブルチェックを導入してミスを防いでいるところも多いですが、「ベテランだから大丈夫だろう」という思い込みによるすり抜けミスが減りません。

また、日中に休息を取りやすい独身看護師や託児サービスを利用しているママ看護師であっても、日勤→夜勤→夜勤→日勤→夜勤→休日、といったように、日勤と夜勤が連続してしまうと、集中力がどうしても欠けてしまいます。さらに、夜勤→夜勤と、夜勤が続くことは、日中の患者さんの過ごし方の情報収集が難しくなりますので、コミュニケーション不足によるエラーが出てしまいやすい環境と言えます。

夜勤は手当がつくので総じて給与が高くなりますが、基本給は総合職に就く女性より低いものですし、年齢が上がれば肉体的にも夜勤は辛くなってきます。キャリアが豊富になる中堅からのベテラン看護師ほど、夜勤がない転職を望むようになるのも仕方ないのかもしれませんね。

夜勤労働環境に重点を置いている医療機関に転職をしよう!

こうした看護師の労働環境問題に関する現場の声は、アンケートや調査といった手段で看護協会などの団体が吸い上げ、現場にフィードバックしています。女性の労働環境全体の取り組みに対し、政府や自治体も法整備に乗り出し、大手企業も具体的な取り組みの実施に努め始めました。

夜勤労働環境に重点を置いている医療機関では、看護師の定着率が良いと言われていますので、夜勤をポイントに転職活動を行うのも良い選択です。夜勤なしの求人を探すのも良いですが、夜勤負担の軽減に努めている求人を探すという手段もあります。たとえば、1回夜勤後の休息の確保や夜勤中の2時間以上の仮眠時間確保などを徹底している病院を探すのもよいでしょう。

夜勤のない求人や夜勤負担軽減につとめる病院の求人を多く保有している看護師転職サイトの転職サービスがあります。

転職を検討される場合には、まずは看護師転職サイトへ登録して相談をしてみてください。親身に相談に乗ってくれるコンサルタントがいますので、無理なく勤められる病院や今よりも待遇が良い先がきっと見つかるはずです。

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