
求人探しに関する注意点
看護師の求人を探すときには、応募数に注意をしましょう。これはどういうことかと言いますと、看護学校などでは、新卒で就職活動をするときに、なるべく複数の併願は避けるようにというような話を聞かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、転職時には複数応募をするのが普通です。
転職活動では、いくつか自分が興味のある求人を受けて、内定をもらってからベストなところに就職をすればよいのです。複数内定してしまったときに気まずいという方は、転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントは、求職者であるあなたが応募する転職先とも密に連絡をとっており、内定の辞退も含めた様々なコミュニケーションをあなたの代わりに取ってくれます。自分にとってベストな求人を見つけたいけれど、複数応募することに抵抗がある方は転職エージェントを利用してみるのもひとつの手です。
下記ページでは、看護師の方が転職サイトや転職エージェントを使うメリット・デメリットをご紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
退職に関する注意点
退職時の注意点としては、業務の引継ぎなどがあるため、退職を希望する2~3か月前には退職意思を上司に伝えておくとよいでしょう。職場によっては、半年前までに申し出なければならないというような規定があるところもあるため、自分の職場の退職に関する決まりを調べておくことが大切です。
このときにポイントとなるのは「円満退社を心がけること」です。こうしたことを意識せずにいると、事務手続きに不備が出て、退職後にも手続きが必要になり、自分だけでなく相手にまで迷惑をかけるということにもなりかねません。スムーズな退職は転職先での良いスタートにも繋がる大事なチェックポイントと考えて、気を抜かずに手続きを進めると良いでしょう。
また、退職をするときには退職理由を聞かれることになりますが、このときには「一身上の都合」という形をとると良いでしょう。例え不平や不満を伝えても、あなたの転職は決定してしまっている上に、引き止めをされて残ることになってしまった場合には転職先に迷惑をかけることになります。一度決めたことを最後まで貫くためにも、立つ鳥跡を濁さずの精神で退職をしましょう。
転職後の注意点
当たり前のことですが、転職活動において転職はゴールではありません。転職後3ヶ月は試用期間と考えて、仕事に取り組むことをおすすめします。
この期間に、転職先の職場に慣れるためにも、分からないことは積極的に質問をするようにしましょう。転職先では今まで勤務をしていた職場とは違います。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉もありますが、分からないことは、とにかく早めに解決をすることで、スムーズに仕事を進めていくことができます。
また、早く職場に慣れるためにお昼などは同僚や先輩に声を掛けて、人間関係をうまく築くようにしましょう。仕事に慣れるまでは、覚えることが多くあって大変ですが、周りの先輩や同僚が声をかけやすい雰囲気をつくることが大切です。
転職先では、前職のルールや文化、やり方を引き継ぐことはせず、前職で培ったスキルを転職先の職場と人間関係のなかでどううまく活用していくとよいかを考えると良いでしょう。
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