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入職したての頃の体験

職場が変われば業務の進め方も変わるため、前の職場で何年看護師をしていようと転職をした誰もが一時的に新人になってしまいます。

転職してからの数日は病棟や業務のオリエンテーションを受けるのが一般的で、私が配属された部署でのオリエンテーションは3日に渡って行われました。初日は病棟の雰囲気を掴む、業務の流れを把握するといった内容で、2日、3日となるにつれて少しずつ業務も加わっていきました。主任さんがまず言ったことは、とにかく患者さんの名前を覚え興味を抱くこと。「覚えないことには患者と病名を一致させることは難しく、業務も速やかにいかない」とのことでした。どこの科でもそうですが、とにかく患者さんを覚えることなのです。

たとえば小児科においては、母親も看護に付き添っているので、母子の療法も一致させる必要があります。ただでさえ新人で緊張しているのに、名前と病名、さらには母子の療法まで覚えるというのは容易ではありません。似たような名前や病名もありますから、慣れるために何度も患者さんの部屋を訪室し、会話をして、その子がどんな特徴を持っているのか、その病名だとどんな症状が持続するのか、といった情報を頭に叩き込んでいきました。また、母親に対しても、気持ちを上手く引き出せるように出来る限り足を運び、コミュニケーションをとります。親にしてみれば自分の子供の状態が何よりも心配ですから、そこで疑問視されるような行動を取っては信頼関係を失いかねません。このように、入職したての頃は覚えることがたくさんあり、本当に緊張の連続となります。

転職先での夜勤

日勤は、夜勤と違い検査や手術などが多いので、スタッフの人数も余裕をもって配置しています。朝のミーティングから始まり、患者さんを手術室に送り出したり、その日検査を行う人の準備や説明を行ったりという流れで業務を進めていきますが、日勤のスタッフ数が多い病院でも夜勤の忙しさに変わりはありませんでした。

新しい職場では新人扱いですから、転職してすぐは夜勤に入れません。夜勤は普通、勤務に慣れてきた頃にようやくシフトに入ってきます。転職経験者なら分かると思いますが、どこの病院に転職しても、入って間もない職場の夜勤はとても緊張するものです。外科や循環器科になると、手術後の患者さんは動けない場合が多いのでナースコールが鳴り続けるということもあります。上司の足を引っ張らないか、点滴の薬剤は合っているか、急変したらどうしたらいいのか、といった不安が常に付きまとっていました。初めのうちは不安ですが、初夜勤を乗り切れば軽減されていきますし、働きながら病院のやり方を習得していくにつれて次第に自信を持てるようになっていきます。

患者さんに信頼してもらう

勤務を重ねるににつれて、患者さん側も看護師の事を理解して受け入れてくれるようになります。始めは、やはり中途で採用になるとそこでは新人という事もあり、患者さんによっては不安感を抱いてしまう場合があります。

そこを乗り切るためには、新しく入ったからといって不安げな言葉や自信の無さそうな態度を取らないことです。技法や処置が今までと違っていても、早くその病院のやり方に慣れ、患者さんの前では常に一人の看護師として安心感を与えるような態度をとるよう努めましょう。そして、しっかりとした口調で対応し、分からないものは予測で返事をしないことです。「~だと思います」「~かもしれないです」といった曖昧な言葉は患者さんを不安にさせますので、分からないことは知ったか振りをせず、「分からないので、後で調べてきます」「聞いてきます」と言った方が無難です。

同僚や患者さんと適度な距離を保つ

転職先の病院で勤務していると、次第に看護師として受け入れてもらえるようになり、看護がスムーズになっていきます。
しかし、患者さんと親しくなりすぎてもいけません。よくあるのが、患者さんに対して友達口調で会話することで、実際にそういった接し方をする看護師を見かけたことがありますが、患者さんの中には不快に感じる人も少なからずいます。たとえ患者さんが気にしないとしても、私たちは医療従事者であり、患者さんより立場が偉いというわけではないのですから、あまり馴れ馴れしく接するのは考えものです。また、これは患者さんに対してだけではなく、同じ職場で働く同僚に対しても言えることです。良好な人間関係を保つためにも、仕事で関わる相手とは適度な距離感と丁寧な言葉づかいを心がけましょう。それが新しい職場でうまくやっていくコツです。

仕事と私生活の両立させる

看護師の仕事は何かとハードですから、休日に何かやりたいことをやろうと思っても、日ごろの疲れで何もせずに終わってしまう人もいると思います。特に病院を変わったばかりの頃は、仕事や対人関係のストレスを溜め込んでしまい、休日に疲れがドッと出てしまうかもしれません。しかし、仕事がハードだからこそ、休みの日は仕事を忘れてプライベートを楽しめるように、どこか発散できる場所をつくっておいてください。

新しい職場に慣れ、仕事の要領が掴めてくれば、自然と休日を楽しむ余裕も出てきます。看護師をしていると自分の時間が少ないと感じるでしょうが、家族の協力を得たり一日の計画をしっかり立てたりすることで、時間を上手に使い、私生活と仕事を両立できるようになっていくはずです。

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