
自分の方向性が定まらないまま採用されて働き始めると次のように様々な弊害が生じます。
今回は気を付けるべき3つのワナをご紹介します!
①向かないことにチャレンジしてはまるワナ
「この仕事合わないな」「将来のためにもならなそう・・・」
働き始めてすぐや少し慣れてきた時に、こんなふうに思うことってありますよね。自分の向き不向きが分かっていないと、こんな失敗につながります。
転職や就職をする前に、「向いていること」「向かないこと」「将来どんな仕事をしていたいか」など仕事内容についてしっかりと把握しておくことが重要です。
将来必ずやりたい仕事があれば、向いていないことに敢えてチャレンジしていく必要もあるかもしれません。しかし、将来につながらないのに、向いていないことを敢えてチャレンジする必要はありません。
短所よりも長所を伸ばしていく方が看護師だけでなく成長は早いものです。自分の長所や向いていることを見つけて成長のタネにしていきましょう。
②急な方向転換ではまるワナ
「今まで慢性期病院で働いていたけど、急性期病院でどうしても働きたい!」そんな強い希望が無ければ、突然の方向転換をするよりは、今までのスキルを生かしながら、少しずつスキルアップする方針で考えた方が良いでしょう。
過去の経験を否定するのは、人生の中で大きなロスにつながります。それよりは今までのスキルを上手に使いながら、さらに上のスキルを身に着けて上乗せしていく「積み木」型の方が結局はスキルアップにつながることも良くあります。
自分の今までの経験から「使えるスキル」必ずあるはずです。それを利用しつつ、加えて新しい経験ができる職場なら最高のスキルアップにつながるでしょう。
③「専門スキル」「幅広いスキル」二兎追ってはまるワナ
今の看護の現場では、専門スキルの高いスペシャリストももちろん求められていますが、広い知識をもった色々な分野に精通しているジェネラリストも求められるようになってきています。
看護師の中でも幅広い看護ケアを行う技術のある看護師をジェネラルナースと呼び、様々な医療現場で活躍しています。
将来的なキャリアアップを目指す場合には、どちらの方向を目指すのか人によって意見の分かれるところです。
- 「スペシャリスト」として専門分野を極める
- 「ジェネラリスト」として、あらゆる看護分野を横断的に経験する
ジェネラリストになるためには、小児から老人まで、また急性期も慢性期も経験していく必要があります。どちらを目指すのか定まっていないと経験が必要なことも分からないまま転職することになってしまうので、効果的な転職ができません。人生は有限なので、両方得ようとしてもうまくはいきません。
専門を極めますか?それとも幅広く対応できるようになりますか?一度考えてみてください。
運営事務局からの一言!
転職エージェントに相談して選択肢を広げよう!
自分ひとりで考えていても、なかなか多くは考えられないもの。そんな時は転職エージェントに相談してみるのも良いでしょう。
転職エージェントでは過去の看護師の転職の失敗談から成功談まで様々な経験を蓄積した上で自分のキャリアについて一緒に考えてくれる便利な存在です。最近は看護師専門の転職サイトが整備され、転職エージェントに相談しやすい環境が整ってきました。
現在、看護師は不足しているため、転職にも有利な条件がそろっています。適切な転職エージェントを選び、有利な転職へとつなげましょう!
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