
キャリアや看護スキルのアップのために総合病院を経験後に、専門病院に転職する方が増えています。専門病院に転職することで、より専門的な深い知識や技術を身に付けるために転職する看護師の方が多いのです。
ただ、看護経験3年未満の経験が浅い場合に総合病院から専門病院に転職するのは、オススメではありません。経験が浅い場合には総合病院で経験を積んでから専門病院に転職しましょう。
では専門病院に転職するとどんなメリット・デメリットがあるのか詳しく見ていきましょう!
そもそも専門病院って具体的にはどんな病院?
代表的な専門病院には次のようなものがあります。
- 小児専門病院
- がん専門病院(がんセンター)
- 脳外科専門病院・クリニック
小児病院であれば、「15歳以下の小児に特化」というように専門分野に特化して高度で専門的な診断や治療を行っていくことになります。そのため当然ながら、それぞれの分野に特化した働き方になります。
専門病院ではより深いスキルを身に付けることができる!
総合病院では色々な科が入っているため、総合的に知識とスキルを身に付けていくことができます。総合病院での看護内容は一般的なものになることがほとんどです。総合病院で働くメリットは幅広い経験と知識を身に付けられるところにあると言えます。
ほとんどの専門病院は一つの科に特化しています。そのため、治療内容もより専門的な内容になり、その分野での深い知識や看護技術が要求されるようになります。
一般病院では難しい手術や治療が必要な患者が紹介されることも少なくありません。特殊な症例への対応が必要な場合もあり、自分の看護スキル以上のものが要求される場面も多いでしょう。
求められるスキルが高い分、収入も高め
難しい治療が行えるため、専門病院には特殊な症例の患者さんが集まってきます。専門的なケアが必要になるため精神的にも負荷がかかることもあるでしょう。
その病院の規模や地域によっても異なりますが、給料は他の病院と比べて高めになる傾向があります。業務が専門的になるということもあり、相当な看護スキルが要求されるので当然の対価と言えるかもしれませね。
専門外の経験がほとんどできないのはデメリット
専門病院に転職すると、専門外の医師や患者に出会うこと圧倒的に少なくなります。このことが唯一で最大のデメリットかもしれません。
そのため看護経験が浅く、自分の進みたい方向が定まっていない場合には総合病院を選んでオールマイティーに経験を積んだ方が良いでしょう。ある程度の看護経験があり、「キャリアのある分野を極めたい」「将来のために経験を積みたい分野がある」といった時に専門病院への転職がオススメです。
専門病院での勤務体制
専門病院には入院施設があることがほとんどです。そのため24時間体制で専門的な看護にあたることになります。2交代制や3交代制での勤務体制がほとんどですが、日勤のみ、夜勤のみで勤務することも可能です。
運営事務局からの一言!
専門病院に転職したい場合には!
専門病院では、経験者の採用を優遇することが多くなっています。認定看護師・専門看護師の資格を持っていれば、その分野でのスキルがある証明にもなるため、採用されやすく、さらには資格手当がつく場合もあります。
その病院に対応した認定看護師や専門看護師の資格があれば、ベストでしょう。また、看護部長や看護師長などの管理職の求人・採用が多く出ているのも転職市場における専門病院の特徴です。 管理職としての採用の場合、さらなる高収入が期待できます。
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