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「プリセプターって言葉を聞いたことはあるけれど、詳細はよくわからない」という方のために、知っておくと役に立つ項目をまとめてみました。

そもそもプリセプターとは何かといった基本的なことから、プリセプター制度自体のメリットやデメリットまで概要や、プリセプターによくありがちな悩みについてもご紹介していきますので、いまプリセプターとして活躍している人はぜひ参考にしてみてください。

プリセプター制度とその意義を知っておこう

プリセプター制度とは、先輩看護師(プリセプター)が、新人看護師(プリセプティ)をマンツーマン方式で指導・教育する実践型の新人教育制度のひとつです。
先輩看護師は、大体1年間を期限として、ペアになった新人看護師と日常業務を常にともにすることにより、新人看護師が2年目からは独りでも業務をスムーズにおこなえるようになるためにサポート・教育をしていきます。

先輩看護師として指導的役割を担う看護師は、新人看護師に対して日々自分が実践していることを説明したり、実際に目の前でやってみせることにより、新たな発見があったり、きちんと分かっていなかった点を改めて復習する機会となることも多いようです。
こうした側面から、プリセプター制度は、実際には先輩看護師側の人材育成やスキルアップという面も兼ね備えています。

プリセプターになるための条件を確認しておこう

プリセプターとして新人看護師の教育を担当する看護師になるためには、特に資格などは必要ありません。新人看護師が入ってくる時期になると、職場の責任者である看護師長や主任看護師から、プリセプターを務めるように直接指示を受けるケースが一般的となっています。

プリセプターの対象となる看護師は基本的には、入職2年目以降で、普段の看護業務をすべて自力でおこなえる看護師です。通常は、新人看護師に年齢的にも近く、新人当時の気持ちがさほど薄れていない3年目から4年目くらいの看護師が選ばれることが多いようですが、人員が不足している病院においては、年次に関係なく対応可能な看護師がプリセプターとしての役割を担っています。
なお、それぞれのペアの組み合わせは、看護師長などの上司が各看護師の特性や能力などに応じて事前に決定しているようです。

プリセプター制度のメリットとデメリットを知ろう

プリセプター制度のメリットとしては、新人看護師だけでなく、教える側になる先輩看護師のスキルや知識の向上を図ることできる点が挙げられます。
例えば、自分があいまいなことや自信がないことに関しては、新人看護師に教える前にベテラン看護師に確認するなど、プリセプターになる看護師にとっても自発的に学ぶ機会につながるからです。
また、新人看護師が失敗やミスをおかした場合には、常に隣にいる先輩看護師が迅速にフォローすることができるため、新人看護師は安心して積極的に看護技術の習得に励むことができることから、成長のスピードが速まるといったこともメリットのひとつだといえます。

一方、プリセプター制度のデメリットとしては、新人看護師の教育にかなり長時間を要するケースもあることから、通常の業務に加え、先輩看護師の仕事量が増える点が挙げられています。
例えば、プリセプターとなった看護師は、新人看護師を指導・育成するために指導計画を策定したり、事前準備をしたりしなければならず、新人看護師の出来具合によっては、スケジュールや教育内容の途中変更も必要となり、残業が増えてしまうこともあります。
プリセプターを病院全体でサポートしてくれるような受け入れ体制が整っていない病院では、先輩看護師の責任はますます重くなり、通常業務以外の負担が高まる傾向となるようです。

プリセプターによくある悩みを知り、今後の対策に活かそう

プリセプターが抱える悩みとしては、担当する新人看護師との人間関係や、新人看護師のスキル習得度合いに関連することが多いようです。新人看護師が緊張しているからか、うまくコミュニケーションが取れなかったり、相手の気持ちや考え方がよく理解できなかったりして悩んでしまうこともあるようです。

新人看護師は、何をどのように伝えたらよいか分からずに戸惑っているだけの可能性もありますので、程よく会話のキャッチボールができるように、相手の表情を見ながら、負担にならない程度に効果的な質問をするのも打開策のひとつだといえるでしょう。
また、何度も同じ失敗を繰り返していて、なかなか成長してくれない新人看護師に対して、自分の教え方が悪いのではないかと悩むプリセプターも少なくないようです。そんなときには、自分一人で解決しようとせず、周囲のベテラン看護師に相談し、どのような方法を採るべきか、新たな角度から解決策を見つけましょう。

新人看護師の育成に関しては、何が正解かは十人十色でありやってみないと分からないというのが、もっとも悩ましいところなのかもしれません。

Nursy運営事務局からの一言!

プリセプターとしての役割を担いながら、改めて現在の職場や仕事内容を客観的に見つめ直すことで、もし疑問を感じるようであれば、転職を考えるのもひとつかもしれません。

看護師とひとくくりにいっても、勤務する病院の規模や種類、専門分野は多岐にわたっており、自分の気持ち次第でもっと自分の良さを生かせる職場を手にするチャンスをつかむことができます。

今の職場のことがよく分かったうえで、自分が向いているかそうでないかを的確に判断できるのも、プリセプターを務めることによって得られる貴重な経験なのかもしれません。

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