
日本では高齢化社会になったころもあり、看護師は採用されやすい状況ですが、中国や韓国といった国でも看護師は採用されやすいということをご存知でしょうか?
アジアは、ヨーロッパやアメリカよりも日本にも近いこともあって、日本人看護師にも人気の移住先となっているんですよ!
そこで、今回はアジアが看護師に人気の理由について、見ていきましょう。
アジアから見た日本の看護師のレベルはとても高い
日本の医療設備はアジア各国よりも高く、看護師のレベルも非常に高いと言われています。
アジアの国々での医療環境がどのような感じになっているのかをご紹介しましょう。
中国
2012年時点では約7000人の看護師げ不足しているとされています。主要都市と地方都市で医療格差があり、特に地方では十分な医療が受けられないといったことも。
韓国
日本よりも高齢化が進んでおり、ベッドに対する看護師の人数が日本よりも1割低くなっています。一方で、技術や施設は高水準となっています。
ベトナム
近代的な医療設備が整っている病院も少なく、患者さんに対する医療スタッフの不足が、医療サービスの低下に繋がっています。
フィリピン
都市部と地方で貧富の差が大きく、医療格差が存在しています。そのため、地方の医療機関では技術や設備が低い状況となっています。
インドネシア
医療水準は高くないものの、近代的な施設は整っています。ただ、心臓の疾患などで手術が必要な場合は、シンガポールや日本に移送されることも。
マレーシア
大きな私立病院であれば、日本人が普段受診している病院レベルの設備が十分に整っています。私立病院のなかには日本人患者へのサービスを行う病院も。
シンガポール
世界的に見ても高い水準の医療設備が整っています。一般開業医がまず日常的な疾患の治療を行いますが、その後より専門的な知識が必要な場合に専門医がいる病院を紹介してもらうシステムとなっています。
タイ
主要都市の私立病院の医療水準は高く、日本の医学部を卒業した医師や日本の病院で研修経験のある看護師も勤務していることも。
インド
病院であっても不衛生なところも多く、日本では聞いたこともないような病気や感染症にかかる患者さんもいます。都市部では最新の医療機器をそろえた病院もありますが、ごく一部です。
キャリアアップ・年収アップを実現しやすい
アジアに限らず、海外で働く国際看護師となるためには、看護師免許の申請をその国の言葉で書く必要があります。
海外では、日本とは違い、医者の指示に従うだけでなく、看護師としての意見を言うことも求められているため、看護の分野のエキスパートになりたいならおすすめの資格です!
アジアの国々では物価が安いこともあって単純な金額の比較は難しですが、 求められる仕事も責任のある仕事にもなるので、日本とは違って高額な給料をもらえることも!
英語が公用語の国が多い
アジアでは英語が公用語として使われていることが多いので、日本から出て海外で働きたい!という場合にはまず英語を学びはじめることができます。
海外で生活をする場合、言葉の壁は一番最初のハードル。
それが英語を学ぶだけで、いろんな国が選択肢に挙がるのでアジアが人気の理由のひとつです!
育児や老後を見据えて移住する看護師も
年間を通して暖かく過ごしやすく、物価も安いという老後の住みやすさという面からもポイントが高いアジアですが、欧米の有名校が参入してきていることから子育てでもポイントが高いアジア。
アジアは、ヨーロッパやアメリカとは違って日本に近い価値観を持つ国が多いことが、移住先として人気の高い理由にもなっています!
運営事務局からの一言!
マレーシアは、気候が温暖な上に物価が日本よりも安く、最近ではIT企業も多く進出してきていることから日本人の移住先として人気の国です。
海外で働くことはちょっとした夢として話されることが多いですが、今では日本人はレベルの高い人材として人気があるので本気で海外で働くことを考えてみるのも面白いかもしれませんね!
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