
新卒で働き始めても、色々な事情があり、一旦離職せざるを得ないことがあります。その後、第二新卒としてもう一度就職しようとしたときに不安になるのが・・・
「新卒に比べて就職が不利になるのでは?」
ということではないでしょうか?
「第二新卒の看護師は待遇が下がる」と噂されることもありますが、第二新卒の看護師の就職事情をひも解いてみましょう!
第二新卒・既卒って?
そもそも第二新卒や既卒とは誰のことを指しているのでしょうか?
転職市場で使われることが増えてきた言葉ですが、学校を卒業したけれども就職していない人を第二新卒(もしくは既卒)とよびます。
卒業後、一度就職したあと数年内に離職して転職活動を行っている求職者も第二新卒ですし、一度も就職していない人も第二新卒です。多くの場合は、卒業後1~3年程度を第二新卒として扱います。
第二新卒のデメリットは?
一番のデメリットは新卒で働き始めた病院やクリニックを短期間で辞めることの印象です。採用する病院やクリニックからしても、「またすぐに辞めてしまうのではないか」と不安を抱く声もあります。
ただ、第二新卒に該当する人の割合は徐々に増えてきています。今では、第二新卒の看護師は5人に1人はいると言われています。
昔は第二新卒は珍しいものでしたが、最近では多くの看護師が第二新卒として就職活動を行っている背景もあり、「第二新卒だから」と色メガネで見られることは少なくなっています。
第二新卒の最大のメリット2つ
採用する病院やクリニックから見て、第二新卒はデメリットよりメリットの方が大きい場合もあります。第二新卒のデメリットは「すぐに辞めてしまうかもしれない」ということぐらいで、実は以下のようにメリットの方が大きいことも多いのです。
メリット①:教育コストがかからない!
一番大きいメリットは教育コストが低く抑えられることでしょう。
新卒者とは違い、ある程度社会人としてのマナーや最低限の教育は前職の病院でされていることも多いため、一から教育するよりも手間も費用も掛からないと考えられるためです。
メリット②:若さと適応力がある!
若さも第二新卒のメリットとして挙げる病院も多いようです。長い経験がある看護師に比べて、「新しいことに対応できる」「行動力がある」「短期間で育つ」「素直でなじみやすい」などメリットがあるからです。
『第二新卒の転職のポイント』では第二新卒の転職で気を付けたいポイントについてまとめてあります。
運営事務局からの一言!
「第二新卒だから」といって就職は不利になりません!
「第二新卒だから、妥協しよう」なんて考える必要はありません。今の看護師転職市場においては「第二新卒だから」「新卒だから」と給料や待遇に差がつけられることは、ほとんどありません。
上でも紹介したように「第二新卒ならではのメリット」をアピールしつつ、「すぐ辞めてしまうのではないか」という採用側の不安を解消するように意識しましょう。
- 人気の記事
看護師が転職するときに特技ってどう書けばいい?
いまアジアがアツい!看護師にアジアが人気の理由って?
カナダの看護師の年収事情は?カナダで看護師として働く方法を考える
シンガポールで活躍する看護師になるには?シンガポールの看護師の求人と年収事情!
転職して1年以内の妊娠は非常識?看護師と産休のイロハ
- 新着記事
-
デキる先輩ナースに学ぶ!やっぱり凄い仕事がデキるナースの特徴 -
日勤・夜勤…結構シフトがハードな看護師の勤務形態&時間 -
トイレに行く時についでにチェックしたいナースの身だしなみ -
こんな先輩ナースとは働きたくない!ムカつく先輩の言動 -
いるよねー!性格が悪いと思われがちな看護師の特徴