
「子どもが大きくなってきたし、復職しよう!」
ママナースの復職時に総合病院が選ばれることが良くあります。特に、子育てとの両立・家事との両立を重視する人に人気がある職場です。
総合病院ならではの育児サポート制度やママナースが働きやすい理由があるので、復職に悩む場合は一度検討してみてはいかがでしょうか?
どんな病院がある?
看護師の転職先や復職先としてよく出てくる病院ですが、大きく分類すると「専門病院」「総合病院」「大学病院」に分けられます。
専門病院
専門病院は、「脳神経外科病院」とか「産婦人科病院」のように専門分野に特化して高度な医療をできる病院です。いろいろな科が入り乱れている総合病院とは異なり、ベッド数は20床程度のところもあります。総合病院と比べると小規模なイメージになります。
総合病院
総合病院では内科、外科、産婦人科・・・と診療科が多く、その分規模も大きくなります。総合病院では、最低でもベッド100床はあります。医師・看護師・その他のスタッフもかなりの数が働いています。
大学病院はママナースの復職にはちょっと・・・
大学病院は、激務で有名で、給料は高めだけど「3年もてばベテラン」というところが多いので、ママナースの復職時には考えにくい選択肢でしょう。
この中で総合病院がママナースにとって働きやすいのは、次のような理由があるからなのです。
理由①:総合病院は長くメンバーとして働ける
総合病院は人の数が多く、長く働いても管理職に回されにくいと言われます。つまりメンバーとして長く働けるということです。なので、「どうしても出世したい!」「管理職になりたい!」という看護師の方は総合病院はやめておいた方が良いかもしれません。
逆に管理職に興味がなく、
「責任は重くなくていい」
「残業は少ない方がいい」
「出世したくない」
という場合には、総合病院は復職先として最適ではないでしょうか。
働く看護師の数がそもそも多いため、転職や復職して総合病院で勤めていることも多くあります。20代の看護師は少なめで、「30~40代で働き始め、ずっと定着している」看護師が多いのが総合病院の特徴です。そのため、中堅から年配層が多い職場です。
理由②:総合病院には互いに詮索し合わない空気
総合病院には、色々な経歴の看護師が集まって働いています。
- 准看護師から正看護師になった人
- シングルマザー
- 元お水
- 元OL
- 独身を貫く人
様々な背景をもった看護師が働いているので、互いに詮索し合わない空気があり働きやすいという声も良く聞きます。
総合病院は転職や復職で入職する場合が多いので、転職者や復職者の受け入れに慣れているところも安心材料の一つです。
理由③:総合病院ならではの育児サポートも
ママナースが多い総合病院には育児と両立がしやすいように工夫がされていることも多いです。病院の敷地内に保育施設が設置されている総合病院もあるほどです。
- 夜勤のときや土日も24時間保育がある
- 保育費半額補助してくれる
- 小学校に上がっても学童保育を用意している
など、様々な育児をサポートして仕事との両立が図りやすい病院も多くあるので、復職に悩んだら総合病院を考えてみてはいかがでしょうか?
運営事務局からの一言!
復職したい時に総合病院がオススメです!
看護師の離職理由のトップに毎年並ぶ「出産・子育て」ですが、ママナースにとって働きやすい職場もたくさんあります。働きやすい職場に出会えなかったために、「復職したくてもできない」という声も良くお聞きします。
復職したい場合には総合病院という選択肢をまずは検討してみるとよいでしょう!
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