
看護師は公務員試験を受けなくても公務員の待遇で働くことができるのはご存じでしょうか?公務員ならば、退職金3000万円も夢ではありません。看護師資格をもっていれば、それが可能です。
看護師なら公務員試験は受ける必要がないって本当?
通常は公務員試験を受けて合格しなければ、公務員の待遇で働くことはできません。非常勤講師として働くのであれば可能ですが、待遇は公務員とは比べものにならないほど良くありません。また公務員試験は通常29歳が一つの区切りとなり、それ以降は公務員になりたくても試験を受けることすらできなくなります。
民間病院に転職するのと同じ
看護師の資格を持っていれば話は別です。看護師が国立病院や公立病院で働く場合には、民間の病院に転職する場合と同じ流れになります。つまり公務員試験を通過する必要がありません。
看護師なら年齢制限もない
看護師ならば29歳までというような年齢制限もなく、公務員としての待遇や給料を手に入れることができてしまいます。ただし、40代を過ぎると転職が難しくなるのは、民間の場合と変わらないので、公務員看護師を目指す場合には早めに決断した方が良いかもしれません。
公務員と同じ高待遇が可能
詳しくいうと、こういった国立・公立病院で働く看護師は立場上は公務員ではなく、準公務員に分類されますが、職場の安定感、給料水準の高さ、福利厚生のレベルは公務員とほとんど同じです。
公務員看護師の驚きの高待遇
公務員看護師のすごいところは、病院やクリニックの業績に待遇が左右されないことです。しかも年収水準はおしなべて民間病院より高めで、1年間でおよそ90~100万円の差が収入に現れると言われています。
正直いって、民間で退職金といってもたかが知れています。一部の大きい病院以外では、退職金に期待せず、むしろ無いものと思っていたら、少しあって得したというようなものです。
国立病院なら退職金3000万円も視野
公務員看護師は退職金の制度もしっかりしており、民間病院では考えにくいような退職金が支払われています。公務員看護師の退職金は最高で3000万円も支払われているとも言われています。特に国立病院では国家公務員級の待遇となるため退職金も年収も高めに設定されています。
公務員看護師として働くためには
いざ、公立病院や国立病院で働きたいと考えてもなかなかそういった求人情報を目にしたことは少ないのではないでしょうか?
人気が高く求人情報が見つかりにくいのが難点
昇給率も高く、育休取得やその後の復帰もしやすい公務員看護師ですが、難しいのは求人自体が少ないということです。民間に比べ、求人が少ないのもさることながら、待遇の良さから人気のある職場なので、なかなか空きが出ることはありません。
待遇の良い公務員看護師の探し方
そんな希少な公務員看護師の求人情報を探す方法としては次の2つの方法があります。
- 毎日、国公立の病院の求人情報をチェックする
- 転職コンサルタントに探してもらう
毎日、求人情報をチェックしていくのには限界がありますから、①の方法では、どうしても挫折したりと結局は転職に成功できないケースが多いようです。②の転職コンサルタントに探してもらう方法なら、仕事を続けながらでも無理をせずに効率的に公務員看護師の求人情報を探し出すことが可能になります。
国公立病院への転職を希望するなら、求人情報が豊富で職場の状況もわかりやすい転職サイトを利用すると良いでしょう。
- 人気の記事
看護師が転職するときに特技ってどう書けばいい?
いまアジアがアツい!看護師にアジアが人気の理由って?
カナダの看護師の年収事情は?カナダで看護師として働く方法を考える
シンガポールで活躍する看護師になるには?シンガポールの看護師の求人と年収事情!
転職して1年以内の妊娠は非常識?看護師と産休のイロハ
- 新着記事
-
デキる先輩ナースに学ぶ!やっぱり凄い仕事がデキるナースの特徴 -
日勤・夜勤…結構シフトがハードな看護師の勤務形態&時間 -
トイレに行く時についでにチェックしたいナースの身だしなみ -
こんな先輩ナースとは働きたくない!ムカつく先輩の言動 -
いるよねー!性格が悪いと思われがちな看護師の特徴