【三重】潜在看護師カムバック(CHUNICHIWebより)
三重県松阪市は看護師の復職支援として、講義や実習、求人説明などを行う研修会を開催する予定です。
記事引用:
看護師不足を解消するため、看護師免許を持ちながら結婚や育児で医療現場を離れた「潜在看護師」の復職支援が注目されている。県内の自治体でも四日市市などで取り組まれ、松阪市でも初めて八月二十七~二十九日、同市殿町の市立松阪市民病院で、無料の「看護師復職支援研修会」を開く。市担当者は「実習や懇談で復職の不安を取り除きたい」と狙いを話す。
厚生労働省によると、2012年末時点で国内には約100万人の看護師が就業している一方、看護師資格を持ちながら働いていない潜在看護師は推計でも50万人以上いるとされており、医療現場への復職が求められています。
松阪市民病院で行われる研修会では、3日間にかけて現在の医療状況や看護状況について学び、実習や看護師との懇談や、ハローワークによる求人説明・職業相談を行います。
医療現場から長く離れている潜在看護師は、復職に対して多くの不安を抱えています。
医療は日々進歩しているため、ブランクが数年あるだけで処置の仕方が変わっていることも多く、今回のような復職支援で医療状況や注射などの講義や実習研修があると、復職に備えることができて心強いですね。
ニュース記事:潜在看護師カムバック県内自治体が復職支援(CHUNICHIWeb)
【鳥取】手厚い指導で離職減(NetNihonkaiより)
鳥取県内の病院では新人看護師の離職を防ぐため、独自の新人看護師研修を行っています。
記事引用:
超高齢社会を迎えてますます必要とされる看護師。不足が深刻化し離職防止が病院や関係団体の目下の課題だが、鳥取県内ではほとんどの病院で独自の新人看護師研修が行われるようになり、新人の離職率が低下するなど成果が表れている。
鳥取県の赤十字病院では、新卒看護師の離職者が出るようになったことを踏まえ、2007年度から独自の新人看護師研修を取り入れました。採血、注射、吸引などといった看護技術のトレーニングのほか、研修では採用後3カ月の間、新人看護師は診療科に配属せず複数の診療科をローテーションで経験し、希望する診療科を検討します。
研修を工夫することで新卒看護師の離職を防ぐことができたというのは注目すべきところです。
新卒看護師に限らず、ブランクのある潜在看護師、規模の違う病院や経験のない診療科へ転職する看護師も、充実した研修を受けられればその後の働き方に違いが出てくるはずです。病院を選ぶ際は、その病院がどのような研修を行っているのか詳しく確認しておくことも、働きやすい病院かどうかを見極める重要なポイントとなるでしょう。
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